ストックホルム１日目～世界遺産を巡る①～

暇を持て余すのももったいないので、ストックホルムに１泊２日で観光してきました。
ちょっとお天気が心配だったのですが、１日目は何とか晴れ。

当初は２日目に行こうと思っていた世界遺産巡りを、１日目にすることにしました。

今回はとにかく見所を回っちゃえ、というお上りさん観光。なので、ストックホルムカードを購入しました。このカードは、有効期間内なら市内の交通機関は乗り放題、美術館や博物館のほとんどが無料で入れるというお得なカード。

そのストックホルムカードを買いにツーリストインフォメーションに向かう途中、偶然発見。
マクドナルド、Kungsgatan店。ここは内装も家具もデザイナーもの（誰のものかは忘れました・・・）で、マックとはいえ、かなりデザインコンシャス、モダンです。
中に入りたかったけど、我慢して先を急ぎます。

まずは郊外にあるドロットニングホルム宮殿に向かうため、市庁舎の傍から出ているフェリーに乗りました。
海（湖？）側から見た市庁舎。このレンガの色がなんとも言えず深い色で美しい。

フェリーからの景色は、

モダンな家が並んでいたり

のどかな風景があったり、約５０分結構楽しめます。

そして島々の間から姿を現したのが、ドロットニングホルム宮殿。

水辺に佇む姿は美しい。
ここは、現王室の居城であり、世界遺産でもあります。

正面に回る途中、ちょうど衛兵交代が行われていました。ガムラスタンの王宮でのそれとは違い、本当に交代のみ。ロイヤルファミリーを守るためであって、観光客用ではないからでしょうか。

所々窓が開けられている所があって、あそこに王様が？なんて勝手に想像したりして。

とにかく広い庭園はきれいに整備されていて気持ちがいいです。
毎日こんな庭眺めてるのかぁ・・・

ロイヤルファミリーが住んでいても、庭園は憩いの場。
周りに果てしなく続く芝生でも、家族連れがランチしていたりしてのどかです。

ずーっと歩いていくとあるのがThe Guard´s Tent。騎馬兵たちの宿舎か、護衛のための施設だったようです。トルコ風の建物。テントとは言っても布製じゃないですよ。

その奥にあるのがKina Slottet、中国の城。
なんだかおもちゃみたいなこのお城も世界遺産です。１８世紀の王様が、奥さまへの誕生日に何か驚くものを、と考えたのがこのお城、だそうです。なんとも贅沢。
中は赤・青・緑・黄色とそれぞれの色がパステルトーンで揃っていて、とても柔らかくメルヘンな世界です。

再び宮殿のほうに戻って来て、

今度は宮廷劇場。ここも世界遺産。
ここは１８世紀に建てられた劇場で、舞台装置も当時のものを現在でも使っているという現役の劇場。
中はガイドツアーのみで見学できるので、もちろん参加して中を見てきました。
奥行きが２０ｍもある舞台に使われている場面セットは手描き、天井は布張り、照明もろうそく（今は電気式のもの）。２００年以上も前のものが存在して、尚且つ実際に使える、という事実にちょっとブルッときました。
ここでオペラが見れたら幸せだなぁ・・・・・
ちなみに、毎年夏の間だけオペラやバレエが上演されるそうです。

つづく。

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コメント 2

宮殿、素敵すぎるねー！見ててブルッときましたよ。
きれいねぇー世界遺産なだけあるよね♪
お庭も素敵だし。騎馬兵たちのテントっていうの、布に見えるね。
そうじゃないの？サーカスのテントっぽい感じがしたよ。
それにしても、ホントにいいなぁー
by chie (2007-07-16 23:12) 

chie。
ヨーロッパ！って感じだよね。ガイドブックによると「北欧のベルサイユ」と言われてるらしいですよ。
by nanahana (2007-07-20 19:42)