ストックホルム1日目~世界遺産を巡る②~ [Stockholm]
ドロットニングホルムから戻って来て、次に向かったかのは、Skogskyrkogåden(森の教会)。
ここも世界遺産に登録されています。
中央駅から地下鉄で20分ほど。
駅に降りるとプラットホームから森と墓石が見えました。
アスプルンドの設計した森の教会。
なだらかな丘と十字架。そして溢れんばかりの緑のここは、静かで穏やかな空気に満ちていました。
象徴的な大きな十字架。
この十字架が世の中の不純なものを払拭しているかのよう。
大きくて無機質ながら、威圧感がなく、本当に穏やかな空気が感じられました。
アスプルンドは、この十字架の傍にひっそりと眠っていました。
とにかく静かで穏やか。そして死者が眠っているとは思えないような、のどかさも併せ持っています。
少し奥に行くと森の中に墓地が広がっていました。墓地というよりは森。そして至る所にベンチが置いてあります。実際、そのベンチで読書をする人もいて、死者と共に時間を過ごす場所になっています。
広大な森の中の墓地は、もしかしたら死者と生きている私たちとの境はないんじゃないか、と思わせます。
静かな森に憩いを求めるのは生きていても死んだ後も、皆同じ。墓石の傍に置かれたベンチがそれを象徴しているようでした。
雲に隠れた太陽がその姿を現すと、森の中に光が差し込み、その光景はまるで極楽。ここに眠っている人、ここを訪れた人は幸せだ、と感じました。
冬の、雪に覆われたここも見てみたいと思いました。
その後地下鉄でスルッセンに向かい、某ガイドブックにも載っていたニシンの屋台でお夕飯。
ちょーっと油っこかったけど、おいしかった☆行列が絶えませんでした。
そしてお上りさんなので、Katarinahissenに乗ってみました。上からの景色は美しいっ
なーんとなく物足りないので、そのまま見晴らしのいい公園まで足を伸ばして景色を堪能。
ストックホルムって、美しいですね☆
2日目へつづく。
森の教会、これもまたなんていっていいか。。。
何にも、怖さを感じないよ。日本のお墓で読書をしようとは思わないけど、なぜか、ここなら仲良くいられそうな気がするよね。
ニシンの屋台っておいしいのー??焼いてるだけ?
ところで、この旅はお一人様かね?
by chie (2007-07-16 23:15)
chie。
ここは、本当にすてきな場所でした。何度も何度も行きたい。
ニシンはおいしかったよ。衣つけて焼いていて、ラップみたいに巻いてあったり、パンの上にのってたり、マッシュポテトと一緒だったり、バリエーション豊富。
この旅は、お一人様です。
by nanahana (2007-07-20 19:45)