火を灯す日。

旅のつづきは一休みして・・・・

今日はAlla helgons dag、日本語では「諸聖人の日」で日本で言うとこの「お盆」に似た感じの日。
教会の墓地にロウソクが灯されて、死者への思いを表す日。
毎年この日はこのロウソクの温かい光を求めて、森の教会墓地（Skogskyrkogården）へと行っているのですが、



今年は前々から行ってみたかった、古い古い教会へ。




小さい教会なので墓地の敷地も小さくて、暗闇にぽつりぽつりと灯りが見えます。森の教会墓地ほどではないにしろ、ここはここでひっそりと、でもほっこりと、そんな灯りでした。






古い古いこの教会の中は、タイムスリップしたかのよう。一番古い部分は１２００年代のものだそう。



古く大きな扉。こういうの、大好物なのでちょっと興奮しました。笑



この教会で有名なのは、この絵。騎士と死神がチェスをしているところ。このゲームに勝てば騎士は生きることができるのだとか。この絵にインスピレーションを受けて、映画監督イングマール・ベリイマンは「第七の封印」という映画を撮ったんだそうですよ。




お盆のお墓参りできない分、ここでロウソクを灯しました。全てのことに感謝して。





そういえば、今日は昼間にこんなにくっっきりと虹が見えました。こんなに鮮やかな虹を見たのは初めて。しかも二重。なんかいいことあるかも☆


今年も私の大好きな一日が過ぎました。
後はクリスマスに向けてわくわくするのみ！笑

コメント 2

いつも楽しみに拝見しています。
とても素敵な教会ですね。この内部装飾は、スエーデン特有のものなのでしょうか。それとも、この教会独自のものなのでしょうか。私もいつか行ってみたいです。
何という名の教会か教えていただければ、とても嬉しいです。
by baako (2012-11-04 14:38) 

baakoさん。
ありがとうございます。
こういう教会の壁画（フラスコ画と言うんでしょうか？）がスウェーデン特有なのか、北欧特有なのか、どうなんでしょう・・・スウェーデンではいくつかこういう教会見たことあるんですけど。厳かというより、もっと生活に根付いた雰囲気があって私はこういうの、大好きです。ここはTäby kyrkaというところです。
by nanahana (2012-11-09 06:34)