アジアな一日 [Stockholm]
夏時間が終わりました。
時計を1時間遅らせるので、ちょっぴり得した気分。
ここ数日暖かい日が続いているストックホルム。とは言え、10℃に満たないですけど。
爽やかな秋晴れの日が多いので、とっても気持ちがいいのです☆
そんな日に、ちょっぴりアジアな一日を過ごしました。
中国の兵馬俑展、ただ今ストックホルムで開催中なんですけど、お誘いを受けまして、兵馬俑は日本と中国で見たことがあるので特に見たいというわけではなかったんですけど、興味が無いわけじゃないので(何となく消極的。笑)行ってきました。
でもその前に、腹ごなしにwagamama(ワガママ)という和食チェーン店に行ってみました。
ヨーロッパを中心にチェーン展開しているこのお店、数週間前にストックホルムにオープンしたのですが、連日大盛況でいつ見ても人でいっぱい。スウェーデンで“ほんもの”の和食にはほぼ出会ったことがないので期待はしてませんが、興味本位で試す事にしました。
写真を撮り忘れたんですけど(!)、メニューはとんかつ、カレー、ラーメン、ぎょうざ、チャーハンといったB級グルメがほとんど(参考までに←“鮭ラーメン”なるものがありますね・・・・)。そして店内はそんなメニューとは吊り合わない様なモダンなつくり。違和感が漂います。笑
色々ある中から私が選んだのは、ヤキソバ。
出てきたものは、“ちょっと違う(ひらひらと踊るかつお節のかわりに、パリパリのフライドオニオン(たぶん))”ヤキソバ。
肝心な味はー・・・無!
驚く事に、見た目はしっかり味が付いているかのような茶色なのに、実際は無味!!不思議でならないほどの無味。何をどーしたら、さも味が付いているかのように見せかけられる無味が作り出されるのか、摩訶不思議な無味。
更に、テーブルに置いてある調味料はチリオイルに唐辛子におしょうゆ、のみ。仕方ないのでおしょうゆ垂らしましたが、おしょうゆ味のヤキソバって・・・・ヤキソバじゃないですね。苦笑
ってことで、2回目は無いです、ココ。
でも、すっごく大盛況なんですよ・・・・それが不思議と言うか悔しい。笑
ほんものの日本食(B級グルメも含め)って、本気でおいしいんだ!!ってのを知ってほしい。こんなんで喜んで欲しくない、と本気で思っちゃいます。
さて、無駄にお腹一杯になったところで(しかもお値段もけっこうなもんでした・・・)、兵馬俑展へと向かいました。
ここからは、写真ありますよー。
兵馬俑、と言ったらあの等身大の迫力あるのを思い浮かべません?
実際久々の再会を果たし、何度見ても歴史の不思議に浸ってしまう代物でありましたが、
それだけじゃなかった・・・!
!!
カ、カワイイじゃないか!
何だ、これ??!!
これは、初対面でした。
知ってました?
兵馬俑って漢の時代にも作られたんです。これは、漢の兵馬俑。秦の兵馬俑よりずーーっと小さくて、身長30センチほど。秦のものは精巧に生き生きと、まるで本物の人間かのように作られてますが、こちらはなんとも素朴でマンガタッチな作り。
これはかなりツボ!
横から見ると薄っぺら。この“ぺらさ”もマンガっぽくってスキ!
騎馬兵だって、足をぴーんと伸ばしちゃってカワイイじゃないの!
目が釘付け!笑
この子達には、元々木で作られた腕があり(動かせたようです)布の衣服を着ていたらしい。衣服を着ていたにもかかわらず、お下も抜かりなく作られてる、っていう芸の細かさ!こういうのスキ☆
動物もいましたよ。これらは食べ物として作られたらしい。
どれもこれもぎゅーっと抱きしめたくなるようなかわいさで、大変気に入ったのですけど、よくよく考えてみれば約2200年も前に作られたものなんですよ。言葉を失っちゃう・・・
語りたいことはたーーっくさんあるのですが、とにかく一言言うなら、これ大好きだ!!ってことです。こういう明らかに人間が作ったもの、完璧な形じゃなく真面目に作ってるのにちょっと“おかしい”もの、心の片隅をちょこちょこっとくすぐられるもの、そういうのって「手作り」の最大の魅力だ、と思うのです。
こういう味のあるもの作っていきたいなー、と紀元前に生きた人たちに教えてもらった気がします。
人間って何て不思議でおもしろいんだ!
そんなことも感じた一日でした。
時計を1時間遅らせるので、ちょっぴり得した気分。
ここ数日暖かい日が続いているストックホルム。とは言え、10℃に満たないですけど。
爽やかな秋晴れの日が多いので、とっても気持ちがいいのです☆
そんな日に、ちょっぴりアジアな一日を過ごしました。
中国の兵馬俑展、ただ今ストックホルムで開催中なんですけど、お誘いを受けまして、兵馬俑は日本と中国で見たことがあるので特に見たいというわけではなかったんですけど、興味が無いわけじゃないので(何となく消極的。笑)行ってきました。
でもその前に、腹ごなしにwagamama(ワガママ)という和食チェーン店に行ってみました。
ヨーロッパを中心にチェーン展開しているこのお店、数週間前にストックホルムにオープンしたのですが、連日大盛況でいつ見ても人でいっぱい。スウェーデンで“ほんもの”の和食にはほぼ出会ったことがないので期待はしてませんが、興味本位で試す事にしました。
写真を撮り忘れたんですけど(!)、メニューはとんかつ、カレー、ラーメン、ぎょうざ、チャーハンといったB級グルメがほとんど(参考までに←“鮭ラーメン”なるものがありますね・・・・)。そして店内はそんなメニューとは吊り合わない様なモダンなつくり。違和感が漂います。笑
色々ある中から私が選んだのは、ヤキソバ。
出てきたものは、“ちょっと違う(ひらひらと踊るかつお節のかわりに、パリパリのフライドオニオン(たぶん))”ヤキソバ。
肝心な味はー・・・無!
驚く事に、見た目はしっかり味が付いているかのような茶色なのに、実際は無味!!不思議でならないほどの無味。何をどーしたら、さも味が付いているかのように見せかけられる無味が作り出されるのか、摩訶不思議な無味。
更に、テーブルに置いてある調味料はチリオイルに唐辛子におしょうゆ、のみ。仕方ないのでおしょうゆ垂らしましたが、おしょうゆ味のヤキソバって・・・・ヤキソバじゃないですね。苦笑
ってことで、2回目は無いです、ココ。
でも、すっごく大盛況なんですよ・・・・それが不思議と言うか悔しい。笑
ほんものの日本食(B級グルメも含め)って、本気でおいしいんだ!!ってのを知ってほしい。こんなんで喜んで欲しくない、と本気で思っちゃいます。
さて、無駄にお腹一杯になったところで(しかもお値段もけっこうなもんでした・・・)、兵馬俑展へと向かいました。
ここからは、写真ありますよー。
兵馬俑、と言ったらあの等身大の迫力あるのを思い浮かべません?
実際久々の再会を果たし、何度見ても歴史の不思議に浸ってしまう代物でありましたが、
それだけじゃなかった・・・!
!!
カ、カワイイじゃないか!
何だ、これ??!!
これは、初対面でした。
知ってました?
兵馬俑って漢の時代にも作られたんです。これは、漢の兵馬俑。秦の兵馬俑よりずーーっと小さくて、身長30センチほど。秦のものは精巧に生き生きと、まるで本物の人間かのように作られてますが、こちらはなんとも素朴でマンガタッチな作り。
これはかなりツボ!
横から見ると薄っぺら。この“ぺらさ”もマンガっぽくってスキ!
騎馬兵だって、足をぴーんと伸ばしちゃってカワイイじゃないの!
目が釘付け!笑
この子達には、元々木で作られた腕があり(動かせたようです)布の衣服を着ていたらしい。衣服を着ていたにもかかわらず、お下も抜かりなく作られてる、っていう芸の細かさ!こういうのスキ☆
動物もいましたよ。これらは食べ物として作られたらしい。
どれもこれもぎゅーっと抱きしめたくなるようなかわいさで、大変気に入ったのですけど、よくよく考えてみれば約2200年も前に作られたものなんですよ。言葉を失っちゃう・・・
語りたいことはたーーっくさんあるのですが、とにかく一言言うなら、これ大好きだ!!ってことです。こういう明らかに人間が作ったもの、完璧な形じゃなく真面目に作ってるのにちょっと“おかしい”もの、心の片隅をちょこちょこっとくすぐられるもの、そういうのって「手作り」の最大の魅力だ、と思うのです。
こういう味のあるもの作っていきたいなー、と紀元前に生きた人たちに教えてもらった気がします。
人間って何て不思議でおもしろいんだ!
そんなことも感じた一日でした。
うわ〜♪
テンションあがりますね↑
素敵なものをみつけてしまいましたね!!
動物のお尻がキュート☆
by いっち〜 (2010-11-01 08:31)
茶色いのに無味って…。
無色なのにお味しっかり、のほうがよかったよねぇ~(涙)
騎乗兵の足…。もうお馬さんとか兵隊さんの上半身で疲れちゃって、途中で投げ出しちゃったのかしら…(笑)
スウェーデンからの記事で中国の歴史を知る。なんて不思議なんでしょう。Viva!世界ふしぎ発見!!
by ☆linco☆ (2010-11-01 11:07)
いっち~さん。
nice、コメントありがとうございます。
このミニ兵馬俑は本気でヒット!です。テンション上がりまくりでしたっ
家に持って帰りたいですよー。
りんころろ。
えぇ、ほんとに。無色有味希望!笑
ぴーん!とのびた足を見たときには、その脱力感にもうメロメロでしたわよ。秦の兵馬俑が職人技が光る真面目なものとするなら、こちらは“クラフト感”満載の野外イベントに並んだもの、って感じ。
いやはや、大好きですわ、これ!!
by nanahana (2010-11-02 16:49)