北に、来たー！⑦

Jukkasjärvi（ユッカスヤルヴィ）に別れを告げ、車を走らせます。


またまた森の中をぐんぐん進みます。



大きな怪しい黒い雲を横目に、ブーーン！

で、この辺りに世界遺産のマークが付けられた看板がけっこうたくさんあったんです。調べてみたら、サーメ人居住区として登録されてました。スウェーデン語でLaponia（ラポニア）と名付けられているこの辺りは、たくさんの国立公園があって、トレッキングしてきた私は“うぅ～・・・・歩きてぇ・・・・”とうずいてたまらなかったのですが、今回は時間に余裕がないので諦めました。
ここもまた、次回に持ち越し！ってことで。





そして辿り着いたキャンプ場。子どもが遊んでますけど、これでも午後１１時過ぎ。子どもは寝る時間ですよ！でも、明るいからついつい遊んじゃうんだねぇー。


このキャンプ場があるのは、


大きな地図で見る

Jokkmokk（ヨックモック）。北極圏ぎりぎりの街。
・・・・ということは！白夜体験できる最後のチャンス！



というわけで、この日最後に撮った写真は午後１１時過ぎ。真夜中の太陽は地平線近くにあるので、太陽そのものを見るには高い山に登るのが一番。
午前０時、１時、２時・・・と順を追って空を見たかったんだけど、歳と疲れには勝てません・・・無念！笑



ところで、ヨックモック。
日本人なら誰でも最初に思いつくのは、高級な缶に入ったバター風味たっぷりのクッキー！じゃないですか？
特別な時、どなたかから頂くクッキー。食べ終わった缶はリサイクル率高し。そんなヨックモック、ホームページを見てみたらやっぱり名前の由来はこの街、Jokkkmokkからでした。
だからと言って、この街自体がクッキーの街、ってことじゃないですよ。詳しくはヨックモックのサイトへ。




次の日はサーメ博物館に行ってみました。
外見は小ぢんまりしてるのに、中は驚きのボリューム！サーメの歴史が細かく展示されて、かなり興味深かったのですが、説明書きはスウェーデン語とサーメ語。日本語で読みたかったわぁ。



その後でもちろん教会チェック。ここの教会はパステル調。



何ともほんわかした雰囲気。



私のお気に入りはこの模様。春のゼリー、みたいで食べたらぜったい甘いだろうな。笑


おっと！時間いっぱいです！
本当は古い教会もあって見たかったのですが、すっ飛ばしました・・・




再びブーーン！




小さな湖でFika（フィーカ：絶対に外せないお茶の時間）。ちゃぷちゃぷ水の音と、キャッキャ水遊びではしゃぐ子どもの声以外なーんにも聞こえない長閑な場所。




そしてまたブーーン！今度は小さな単線電車と一緒に。


北極圏にさよならして、南下し続けます。

コメント 3

こんにちはー
ブログへのコメントありがとうございました！

ルレオ川の写真を見た時は「おおっ知ってる！」と思ってしまいました（笑）
私も今回の里帰りで電車でナービックに行きたかったのですが、落雷の影響でダイヤが乱れているやら、ただ単に時間が無くなった…で次回持ち越しになってしまいました。

ヨックモック！初めて聞いた時は…お菓子の街だ〜と心が躍りました♪未だ言った事がないので、心のどこかで「きっとお菓子の国のはず」と信じています（笑）

by ぺぱこか (2010-07-24 05:25) 

本当にどの写真も綺麗すぎ　教会の中も中々ステキですね
白夜といいますが　本当に明るいんですね
良い旅してますね。
お疲れが出ないようにしてね。


by gabo (2010-07-24 20:09) 

ぺぱこかさん。
ヨックモック・・・・期待を裏切るごくごくふつうの街でした・・・でも、きっとどこかに“お菓子横丁”があるはず！笑


gaboさん。
白夜はほんとうに明るいままでした。時間の感覚がわからなくなります。
良い旅でした☆
by nanahana (2010-07-30 22:58)