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北に、来たー!③ [北極圏]

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Kirunaから更に車を走らせます。ブンブン走らせます。目的地までもうすぐ。
この辺りから、景色もガラリと変わります。大きな木はほとんどありません。寒くて木が大きく育たないそうで、「あ、ツンドラ!」って思い出しました。地理の授業に出てきた場所に実際にいるなんて・・・・これまた不思議。
更に、この辺の木々はほぼ全てが白樺です。




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山も見えてきました。それにしても汚い窓だこと・・・大きい小虫(何だそりゃ)が窓に当たると“ブチッ”と音が聞こえるほど大きいんです、小虫なのに・・・
ちなみに、北極圏ということは沈まぬ太陽、白夜の地域ということ。この写真の時間で午後7時過ぎです。もうフツウに昼間の明るさ。




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更に進むと湖が見えてきました。Torneträsk(トルネットレスク)という大きな大きな湖です。それまで森の中をずーっと進んできたので、思わず「うわぁー!」と声が出てしまいます。




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この湖の青さは、何と言うか「まじめな青」といった感じ。何が起きようともびくともしない仙人のような、腰の座った青、そんな感じ。チャラ気が一切なく、何千年何万年もじーっと浪波と水を湛えてきた「まじめな青」。何となく「ここで生きるには覚悟が必要」と言われてるような、そんな気にもさせる青。
一言で言えば、感動した、そういうことです。でも、じーんと感動というより、ずーーんっと深く響く感動。



さぁ、ここまで来れば目的地はすぐそこです。




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ようやく辿り着いた場所には、こんな清流。
ここの水、今まで見たことの無いほどの透明度!もう「無い」に等しい透明な水。ほんとに。



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ここから見えるのは“ラップランドのゲート”という意味のLapporten(ラップポルテン)。奥に見えるのがそれ。
ラップランドに来たのねー・・・と感動に浸ります。

で、ここはどこかと言いますと、


大きな地図で見る

こんなに北に来ました。
Björkliden(ビョルクリーデン)というところです。ガイドブックによく載っているAbisko(アービスコ)の隣村、というか集落です。


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こんな山の麓のキャンピング場で就寝です。
山肌に日がさしてますが・・・・・これでも午後11時です・・・・明るいZE、白夜!



次の日はこの旅一番の目的を果たします!


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石井理恵子

東京で、うんざりする猛暑を体験すると、
北欧の夏がうらやましいです。
さわやかな風景もいいですね~。
私もそんな旅がしてみたいです。
by 石井理恵子 (2010-07-19 18:31) 

nanahana

理恵子さん。
ここ数日のストックホルムは30度ぐらいで、ちょっと蒸し蒸しするんですぅ・・・イヤでも日本の夏を思い出しますぅ・・・とは言っても、やっぱり比じゃないですね。笑
ウザいとわかっていても、時々せみの鳴き声が恋しくなります。笑
by nanahana (2010-07-20 02:07) 

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