ヨーロッパ巨大歌謡大賞! [music]
覚えておいでですか?
Melodifestivaren
スウェーデン代表は、80年代の香り漂うThe Ark。
あれから2ヶ月。
ついに、全ヨーロッパの代表が集う“The Eurovision Song Contest 2007 Helsinki”をこの目で見ましたよっ
先週の土曜日が、本当に本当にファイナルでした。
ファイナルの前にはセミファイナルがあって、25カ国中10カ国がファイナル進出を決めます。
ファイナルには、前年の上位14カ国とセミファイナルから勝ち上がった10カ国で、真のヨーロッパ王者を競い合うのです。
いやぁーーー、面白い!笑
前年の王者がフィンランドだったので、今年のファイナル会場はフィンランドのヘルシンキ。
巨大な会場には人!人!!人!!!
そして各国の国旗があっちでもこっちでも勢いよく振られてるっ
ふと頭をよぎったのは、サッカーのワールドカップ。みーんな自国の国旗を振っては大盛り上がり。その雰囲気そのまんま。ワールドカップの音楽バージョンです、これ。
そして、歌手が真剣に歌い、踊る。観客が興奮する。
いやぁーーー、面白い!笑
The Arkがスウェーデン代表に決まったとき、ガッカリしたのは事実。
だけど、ヨーロッパ王者を決めるとなると、ちょっと気持ち悪い(失礼!)The Arkでも、「がんばれ!君たちこそ王者だ!」と贔屓してしまうから不思議。笑
そして、彼らは堂々と歌ってました。相変わらずの変てこアイドルステップに、上半身ハダカで。
ちなみにスウェーデンは去年上位に入っていたようで、セミファイナルには出場せず、ファイナルで一本勝負!
で、私のお気に入りは
フランス と ウクライナ
ウクライナは、覚えやすいメロディに忘れられない風貌・・・・・インパクトでは既に王者の風格!
これには、The Arkがいくら気持ち悪くても(失礼・・・)かなわないっ
フランスは、ちょっととぼけたキャラとポップなメロディ、そして意味不明なゲイボーイが走り回る、こちらもインパクト勝負のBand。
とにかく各国個性的。バラードあり、コメディあり、ロックあり、アイドルあり、セクシーあり、民俗音楽あり。
残念ながらファイナル進出できなかったデンマークは、ドラッグクィーンでの勝負だったし(私は彼?彼女?がお気に入り)。
そして、各国とにかく真剣。これが一番、ほんとーに面白い。笑
加えて、どの国代表も歌唱力は満点!おまけにどの歌手の顔も彫りが深い!
私はアジア人ですから、全員が全員彫りの深い“ソース顔”だと、トゥーマッチです・・・・
“しょうゆ顔”が恋しくなりました・・・・・
この“ソース顔”達の大歌謡ショーは、約3時間ほど続き、ようやく王者が決まります。
システムは電話投票。王者だ!と思う国の番号を電話します。ちなみに、自国への投票はできません。
15分間の電話投票の後に、その場で集計し、15分後ぐらいに投票結果が発表されます。
投票結果は1国ずつ中継で発表されます。
投票の少ない順から「1・2・3・4・5・6・7・8・10・12」とポイントが振り分けられていきます。高ポイントの8~12までは、各国のアナウンサー?プレゼンター?が発表していきます。
ここで面白いのは、近くの国同士の“助け合い”が見られること。
自国に投票できないので、スウェーデンはフィンランドに12ポイント。フィンランドはスウェーデンに12ポイント。ファイナル進出できなかったデンマークとノルウェーも、高得点をそれぞれスウェーデンとフィンランドにくれました。
同じようにほかの国でも、近所の助け合いが見られました。
で、結果。
残念ながらスウェーデンは24カ国中18位。かなり下のランクに・・・・フィンランドも同じくらいだったはず。
私のお気に入りのフランスも、かなり下のランク。残念。
でも、もうひとつのお気に入り、ウクライナのド派手軍団は、上位3カ国を行ったり来たり。時にはトップにも立つほどの人気ぶり。
で? で??
最終的には????
残念!!!
2位でした・・・・・・・・
ヨーロッパ王者には、セルビアが選ばれました。
彼女の歌唱力はすごかったですよ。ぐいぐい引き込まれる感じです。納得。
というわけで、来年のこの巨大歌謡大賞は、セルビアで行われることになります。
そして、またスウェーデン中が、ヨーロッパ中が大熱狂するんですね。
おまけ。
さすがはデザイン大国のフィンランド。今大会のデザインがとってもキュートでかわいかったので、歌手たちを見ながらも、画面に映し出されるデザインに釘付けでした。
The Eurovision song contest の公式サイト
各国の歌をダウンロードもできます。歴史も見られます。笑
※写真はすべて公式サイトからお借りしました
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