2回目のLeksand [Dalarna]
昨日の今日で、またLeksand。
仕方ないです、だって今日は教会で催しがあるのですから。
今日は少し遅めに行ったので、着いた頃には辺りは既に薄暗かったです。と言っても、まだ午後3時前。あちらこちらで灯された火が、今日も幻想的に照らしています。
この橋の向こうにアンティークショップが・・・! |
クリスマスマーケットも、今日が最終日なので昨日よりも賑わっています。
今日はチョコレートを買いました。だって、おいしそうで・・・・・みんな一斉にこの店で足を止め、チョコを買って頬張りました。こちらの人は、男も女も老いも若きもみーんな甘いものが好きみたいです。
みんなが飛び付いたっ |
夕方4時をまわるともうすっかり日も暮れて、更に更に幻想的は風景になります。そして人々は吸い寄せられるように教会へと向かいます。私たちも、例外なく教会へと歩いていきました。
教会の中に入ると、Leksandの伝統衣装に身を包んだ人が、今日のプログラムを分けてくれました。今日の催しは「Lissjul」(リスユル)という、ここLeksandに古くから伝わるクリスマスの行事だそうです。
人が集まってきました |
中は天井がとても高く、白・ブルー・ゴールドで統一されていたけれど、派手さは感じられない雰囲気で、ろうそくが至る所で灯されていました。
厳かです。 |
5時になると、伝統衣装に身を包んだ合唱隊が歌いながら入ってきました。その響きに胸が震えました。牧師さん(でいいのかな)は白地に黄色の模様の入った衣装を着ていて、なぜか北欧っぽさを感じました。
キリストの名前やエルサレム、などの単語が聞き取れたので、多分キリストの生まれた時のことを話していたんだと思いますが、詳細はわかりません。
その後、子供たちの合唱や、パイプオルガンの演奏、合唱隊と合わせてみんなで歌ったり、とプログラムが進んでいきました。
献金のときには、バイオリンとフルートの演奏があり、どことなくアジアを感じさせる曲調と美しい音に、私の涙腺は緩む一方・・・・
ずっとずっと昔の人たちも、この衣装に身を包み、教会に集まり、歌い演奏しながらみんなでキリストの誕生を祝ったのか、と思ったら、その歴史の長さや美しい旋律がぐいぐい涙腺を刺激してきました。
クリスマスの本来の姿を見れたような気がします。
1時間で全て終了。
外に出ると、少し風が冷たく吹いていました。
教会の前には観光バスが何台か止まっていて驚きました。どうやらストックホルムから来てiいたようです(車で3~4時間かかる)。聞いてみると、この「Lissjul」はとても有名で、毎年各地から人々が集まるんだそうです。
静かで厳かな、美しい夜を過ごせました。
帰りには、学校の他の生徒も来ていて、織りの2年生から「Larsの車に一人乗れるから乗せてもらいな」と言われました。
で、今日もLarsのお世話になって無事に帰宅しました。
日本では決して味わえないクリスマスを味わいながら・・・・・・・おやすみなさい。
あたしは、川に写るイルミネーションの写真を見ただけで、涙が出てきそうになりました。本物の教会はすごいよねー涙腺弱くなるのわかるよ。イタリアに行った時、教会に入ったとき、体中の血が逆流したくらい衝撃的だったよ。あたしはカトリックではないけど、本場のクリスマスを味わってみたい。
クリスマスマーケットって、ところでそんなに早く終わっちゃうの?クリスマスはこれからじゃないの??
by chie (2006-12-04 20:41)
教会って、雰囲気だけでグッとくるものがあるよね。クリスチャンでは無いけど、ものすごく清らかな気持ちになるね。こちらは、プロテスタントです。
なんで終わっちゃうのかはわかんないけど、もう12月の始めには準備済ませて、後は家で待つのかねぇ・・・・
by nanahana (2006-12-05 06:57)
美しい夜。
すばらしい言葉ですね。
by kino (2006-12-06 21:48)
ハイ。
ほんとに美しい夜だったんです。
by nanahana (2006-12-07 07:10)