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フィガロの結婚 [music]

初オペラです。

初オペラなので、正直ドキドキしてました。どういう心構えで行くべきか・・・なんて。
とりあえず、大好きなワンピースと(かしこまった感じ=ワンピースの単純な公式)小ぶりのバックで(かしこまった感じ=小ぶりのバック、とこれまた単純な公式)向かいました。
いや、格好って大事ですね。ワンピとバックだけで気持ちはオペラにまっしぐらですから。(笑

会場に入ってまず感動したのがオケピです、オケピ。オーケストラ・ピット。ほんとにあるんだぁ~、って感動しました。
以前コンサートに行ったとき、前から5列目といい席だったんですが、なんとも床が不安定で、しかも足音が響いて仕方なかったんですが、友人と
「ココ、きっとオケピになるんだよっ」
と話しながら興奮したことがありました。今自分はオケピにいるんだ、と。(いや、オケピにはいないんだけど・・・)

そして今回、正真正銘のオケピに出会えたわけです。ウレシイ☆

次に感動したのが編成です。
オケピが思った以上に狭かったので、窮屈じゃないのかなぁ、なんて思ってましたが、編成が小さかった。ベースの要(ベースライン大好き☆)、弦ベーが1本しかありません。チェロですら2本。それでも、ベースが響いていたからさすがです。弦ベーの静かに重くズンッと響く感じ、好きです☆

そして、序曲。
冒頭の音がぽろぽろこぼれ落ちていく旋律。それを聞いただけで、目頭熱くなってました・・・
しかも、弦ベーにチェロの指の動き!(ベースライン好きなのでそこに釘付けでしたが、他の楽器も同様すごかったはず)
華麗でした・・・(溜息)

ストーリーはドタバタのコメディなので、オペラ初心者でも楽しめるし、曲は楽しくそして美しいので、クラシック初心者でも楽しめる一級品です。(あ。なんかこの言い方安っぽい・・・)

全4幕、全て見終わって気付いたのは、
序曲がこのオペラにあまりにもピッタリだということ。
序曲が見事にこれから何が始まるんだろう、という客のわくわくを掻き立ててくれてるのです。
そしてそのわくわくは、ドタバタに引き込まれていく内に笑いへと変わり、最後には幸せを目の当たりにした安堵感と満足感となって体中を満たしてくれるのです。

モーツァルトのことは語っても語り尽くせない程で、以前に友人と長いこと語り合ったことがありましたが、結局「彼はスゴイ」としか結論付けられませんでした。

N響アワーでおなじみの池辺晋一郎さんが著書の中で
「音楽の歴史の中にモーツァルトという奇跡がいた。そのために僕らはどれだけの幸せを受け取ったことか・・・・」
と言っていましたが、今私は大きな声で「賛成!!」と言いたいっっ!!!


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