ゆれた。 [movie]
「ゆれる」 |
見てきました。
一度壊れたものが甦るなんてあるだろうか。 それを壊したのは自分だろうか。それとも、誰かに壊されたんだろうか。
ゆれたんだろうか。 ゆらされたんだろうか。
誰をかばったんだろう。 誰にかばわれたんだろう。
誰だって自分をかわいがるだけで、どうしてかわいがってくれる人をちゃんと見ないんだろう。
目で見たものだけが真実だと知っていながら。 それでも目を背けてしまうのは何故だろう。
弱い、なんて言葉じゃなく、自己中、なんて響きじゃなく、真っ直ぐでいられないのは本能なんだろうか。 脳みそが肥大した代償なんだろうか。
一度壊れたものが甦る、そんな奇跡みたいなこと、あったっていいよね。ほんの少しの希望がチラッと見えた、そう思ってもいいよね。
人間の記憶の曖昧さ、未熟さ、感情の占める割合の大きさ、本当の人間の姿が露呈されているようで、それはまるで自分のようで、恥ずかしいとさえ思える程でした。
見事に揺さぶられた私・・・ でも、大事な場面でおなかが鳴ってしまったことと、後で食べたかにぱんが素晴らしく美味しかったことは、揺るがない真実。これホント。
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